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ミッドランド地方に点在する、いわゆる「地元の体育館/公民館」を利用して開催されるフェアです。規模としてはバーミンガムのフェアと同等程度。出店ジャンルの割合は標本:奇虫生体:グッズ=4:3:3といったところでしょうか。標本商の顔ぶれはバーミンガムとほぼ同じです。

ウェルズ氏の販売卓。ゴライアスオオツノハナムグリなどの巨大種から、ゴミムシダマシやタマムシのパック品まで手広く扱う。価格も安価で、コアなコレクター以外の昆虫好きもお土産用として購入していく場面をよく見かける。
このフェアやバーミンガムのフェアは「コレクター向けのフェア」というよりは「一般の生物向け」のフェアであることから、標本コレクターが望むような標本の出品は殆どありません。しかしながら、まれに物凄い掘り出し物の出品もちらほら。
■周辺・観光情報
会場には広い駐車場あり、綺麗なトイレあり、ハンバーガーなんかも売ってる出張の軽食販売ありの、参加者にとってが極めて快適な場所。しかし住宅地のど真ん中に位置しており、最寄り駅に関してもいったいどこが最寄なのかわからないほど駅から離れているためアクセスには少し苦労。ロンドンからだと電車とバスを乗り継いで最短で5時間以上かかってしまいます。
やはり大規模フェアであるパリやフランクフルトのフェアと比較すると、そこまでの労力と時間を割いてまで行く必要がるかどうかは個人的には正直微妙なところです。しかし偶然近辺に用事があり、そして異文化を感じたいという事であれば、1度訪れてみるのも悪くないかもしれません。
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