お客様の大切な一頭を、標本作成のプロが丁寧に作成致します
昆虫標本は正しい処理・管理がなされている限り半永久的に残るものです。現在確認されている最も古い標本はイギリスの博物学者Sir Hans Sloaneによる1683年のモンシロチョウの仲間であり、なんと300年以上もその姿を現在にとどめています。
大切に飼育していた個体が死んでしまい、この世から存在が消えてしまうことは大変悲しいことであり、いつまでも綺麗な姿で標本で残してあげたいと思うものです。特にそれが自身で飼育・採集した個体、レコード級サイズや次世代への期待を込めた親個体などの、メモリアルな個体であれば尚更です。そんな大切な個体を標本で残そうとご検討中であれば是非当方へお任せください。お客様の大切な個体の標本を心を込めて作成致します。
豊富な標本作成に関する知識や技術を活かし、作成に関する様々なご要望にも柔軟に対応することが出来ると自負しております。大切な個体に相応しい最高クオリティの展足、そしてご要望に合わせた多彩なオプションできっとご満足いただけるよう誠心誠意作成致します。
標本作成アーティスト紹介
小林一秀(Kazuho Kobayashi)
花滝代表。2020年英国Nottingham Trent University, Animal Biology学科卒業。新種の発表や、BE-KUWA誌上にてゾウカブト、タテヅノカブト、ヘラクレスオオカブトなどの巻頭大図鑑を執筆するなど、精力的に研究を行う。特に大型カブトムシ類の標本作成を得意とし、愛好家から高い評価を得ている。専門学校で標本作成指導の講師としても従事し、また昆虫に関する展示会やTV番組作成の協力等も行うなど様々な活動に取り組んでいる。
得意分野:大型のカブトムシやクワガタムシ等。自身が研究も行っているため、体の構造を熟知した適切な処理の方法に絶対の自信あり。特にヘラクレスなどの大型カブトムシはこれまで数百頭作成経験あり。大型種の展足、脱脂はお任せください。
福井敬貴(Keiki Fukui)
甲虫芸術作家。多摩美術大学美術研究科修士課程彫刻専攻修了。2015 年より「五美虫( ごみむし) 」( 多摩美、武蔵野美、東京造形、女子美、東京藝大の都内5 大学の虫好きにより構成されたグループ) を結成し、展示活動やワークショップなどを行う。小型から大型まであらゆる甲虫標本の作製を得意とし、その技術はコレクターや研究者から高く評価されている。書籍の執筆や展示への協力、昆虫フィギュアの造形監修、アート作品の発表など分野を横断した活動を行っている。
得意分野:1㎝を下回る小型の甲虫をはじめ、どのような種でも他の追随を許さない抜群の技量を発揮。立体標本や修理の技術など、芸術家らしいアートセンスを生かした「魅せる」展足スキルのセンスも抜群。特殊な機材や技術を用いて、作成の難しい甲虫でも綺麗に仕上げます。
大切な標本を、最も美しい形で残したい。
大切な個体は美しい展足で眺めておきたいものです。お預かり頂いた個体の特徴や形を考慮し、丁寧に微調整を加えながら、その個体に最もマッチした展脚を施します。
クワガタやカブトムシといった定番の甲虫から、カミキリムシ、タマムシ、ハムシ、ゾウムシ、オサムシ、ハネカクシ等々幅広い種類のご依頼に対応致します。
無料オプション&特典
※特にご希望のない場合は当店におまかせとさせていただきます。
無料オプションその1 お好みの展足型で作成致します!
人それぞれ好みがある様に、展足型に関してもコレクターによって様々な好みがあります。1.通常スタイル、2.コンパクトスタイル、3.ヨーロッパ風スタイルの3つより選択して頂き、ご希望に沿った型で作成致します!
左から1.通常スタイル、2.コンパクトスタイル、3.ヨーロッパ風スタイルの作例。
2.のコンパクトスタイルは脚を体に引き寄せて丸みのあるシルエットを強調させるため、体の太い虫におすすめです。3.のヨーロッパ風スタイルは符節を寝かせて地面に密着させます(詳細はこちら)。アフリカの大型ハナムグリやゾウカブトなど体高のある虫にすると迫力が増します。
無料オプションその2 お好みの爪の開き具合で作成致します!
爪の開き具合は力強さや繊細さを表現するには欠かない、重要な要素です。画像左より1.通常 2.開き気味 3.閉じ気味 の3種類よりお選び頂けます。
無料オプションその3 上翅に刺すピンの種類をお選び頂けます!
現在様々な種類の昆虫針が出回っていますが、多くのコレクターに愛されている針を3種類ご用意いたしました。
1. ヨーロッパ製ステンレス有頭針 2.ヨーロッパ製ステンレス有頭針(ブラックエナメル塗装品)3.有頭シガ昆虫針の3種より1種をお選びいただき、お預かりした個体の上翅に指して標本に致します。
無料特典 研究者相手にも通用するデータラベルを作成致します!
ラベルは飼育や採集の大切な思い出を残すため、そして学術的価値を多く残すために重要なもの。しかしいざ自分で作成するとなると書き方の「お作法」や印刷が面倒で、ついつい後回しにしてしまいがちです。ご依頼いただいた標本にはそのまま学術研究論文に載せても申し分ない、世界で通用するデータラベルをお付けいたします!
データラベルに記載される内容に関しての詳細はこちらをご確認下さい。